ゴルフ狼

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『KING GOLF』28巻のあらすじ

 第255話/背中

ひかるの回想シーン。ひかるは幼い時に母親から、もう一人兄がおりスコットランドでゴルフ留学をしていると聞かされる。ひかるは天司の日本時代のゴルフDVDをひたすら見続け、その背中を追いかけてきた。10番H。天司のティーショットは木のすぐ近くにあり非常に打ちづらい状況。観客はシャフトが木の幹に当たらない打ち方でフェアウェイ右側を狙うと予測するが、天司は長めのクラブを選択する。

 

第256話/"妥協"

天司の回想シーン。天司は医者から腰椎椎間板ヘルニアを宣告され、保存療法か外科手術の選択に迫られる。復帰までに多くの時間を割きたくないと保存療法という妥協なき選択をするが、その後は幾度となく再発を繰り返し、最終的に外科手術に踏み切る。天司は2打目地点の林の中で、フォロースルーを木に当てないよう右を狙うか、木に当ててでもグリーン手前のフェアウェイを狙うか、どちらが妥協なき選択か迷う。そして再び回想シーン。母親の葬儀で毅然とした態度で振る舞う天司に、ひかるの母親が『勇敢』という花言葉のグロリオサという花を手渡し、「人間なのだから、悲しいなら泣いていいと思います。」と声を掛ける。5番アイアンを手にした天司はフルスイングし、周囲が騒然とするスーパーリカバリーを見せる。そして今なおひかるに背中で語りかける。天司が完治していない腰でSSSカップへの出場を決めたのは、ずっと見続けてきたひかるの成長と覚悟を確かめるため、そしてひかるを守るためであった。天司にスーパーリカバリーを見せつけられた後の打ちづらさからか、瞬、ひかるとも第2打をピンのある3段目へ乗せられず2段目へ。

 

第257話/詫び事

3打目地点へ歩いている途中、天司は腰の痛みによろけひかるに支えられる。そして天司はひかるに謝罪する。幼い頃からのひかるの苦労を知っていて、見て見ぬを振りを続けてきたことを。そして、霞見家内で孤立するひかるの母・千弓に手を差し伸べることで、自分が優しく柔らかくなってしまうことを恐れ、スコットランドへの留学を決めたこと、千弓の訃報を聞いたあとはひかるをずっと見続けてきたことを明かす。

 

第258話/グロリオサ

2年前に腰を痛め、手術に踏み切り入院していた際、天司は千弓やひかるに対する行いを後悔していた。そして、怪我をおしてSSSカップへの出場を決めたのは、ひかるを今度こそ感情を持って見届けるためだったと話す。そんな天司にひかるは、自分はずっと妥協なきゴルファー霞見天司の背中を追い求めてきたこと、千弓が霞見家から拒絶され泣いていた際に、天司が千弓にグロリオサを手渡したこと、そのことを千弓が嬉しそうに話し、今でもそのグロリオサは写真立てに飾られ千弓の形見となっていることを話す。そんな長年の確執が消え和解した二人の様子に瞬は「ながいっ!!」と怒りをぶつける。

 

第259話/対う

瞬の第3打。グリーンの2段目から斜面に対して斜めに3段目にあるピンを狙う激難のラインだが、いとも簡単にピン側につける。一方ひかるは、斜面に対してほぼ正面からのパット。どんなに瞬がひかるをいびったとしても、自分自身がしっかり打ちさえすれば入ると信じ、バーディーパットを沈める。そして次の11番H、自分がオナーだと瞬に言い放つ。

 

第260話/オナー

11番H215Yパー3。ひかるは右から左へ吹く風に持ち球のフェードをぶつけピンを狙う。だが、ボールは不運にもピンにぶつかりグリーンの端まで転がる。長いバーディーパットを残したひかるだったが、悔やむのことのないショットだったと小さくガッツポーツをする。続いて瞬のティーショット。ボールはカート道に着弾し大きく跳ねてOB。打ち直しの3打目はベタピン。瞬は天司から"椅子"をようやく手に入れた喜びと、ひかるがオナーという屈辱の感情が入り乱れ、不気味な笑いを浮かべる。

 

第261話/無意識

ひかるの6.5mのバーディーパット。ひかるは無意識に6m強のパットを苦手としており、瞬はひかるがショートすると読む。さらに瞬は、ひかるが無意識に違和感を感じる位置に立ちプレッシャーをかける。

 

第262話/周章狼狽する

ひかるは6.5mのバーディーパットをねじ込む。会場が盛り上がる中、近くで3人の様子を見守っていた理一は瞬を怒鳴りつける。11番Hはひかるバーディー、瞬ボギー、天司ボギー。瞬はひかるに「査定してやるっ!!!!」と言う。